回を重ねるごとに開催規模と内容面においての発展を繰り返している東アジア放送作家カンファレンスは韓国、中国、日本、台湾、香港、ベトナム、タイ、フィリピンなど各国の視聴者から最高の注目を集めているドラマ作家たちが参加し、自身のドラマを披露して相互交流の可能性を模索した。第1回、第2回のように韓・日・中の3カ国の交流に留まらず、東南アジアの作家の参加も加わり、実質的なアジア放送作家の交流の場となった。行事の終わりには各国ドラマ市場に対する情報を共有し、世界的に競争力のあるドラマコンテンツの開発に努力するという決議文を採択する可視的な成果を得た。
一方では相互交流を通して汎アジア放送作家ネットワークを強化し、アジア文化に固有に存在する同質性と創作文化の共感帯を活用して、世界的に競争力のあるドラマコンテンツの共同開発を論議した。韓中の合作ドラマ製作のためのテレシネマプロジェクト事例の発表を通して、多くの国内外言論や製作者、そして作家たちにアジアだけではなく世界に向けたドラマの共同製作の重要性を知らせると共に、もう一度カンファレンスの必要性を認識させるきっかけとなった。 |