第1回東アジアカンファレンスは、東アジア地域で最高の作家たちが一同に集まる初めての行事であり、アジア地域の放送コンテンツ共同発展を目的とし、今後世界的に競争力のある放送作家との交流の窓口としての役割を果たした。韓国で冬のソナタを書いた「キム・ウンヒ」と「グッバイ・ソロ」のノ・ヒギョン、判官包青天の「チャイチャオウィ(蔡文傑 TSAI TSAO-YU)」、やまとなでしこの原作者である日本の「中園ミホ」など、韓中日と台湾、香港各地域から70人以上の放送作家が参加し、「TVドラマに見られるアジア文化の同質性」を主題として各国のドラマの現状と協力方案について論議した。
韓国の代表作家であるノ・ヒギョンの「韓国ドラマの特性と現状」と題した最初の発表がなされ、続いて「中国ドラマの放映現状と主な視聴分析」を主題とした発表がなされた。韓国ドラマにリメイクされた日本のドラマ「やまとなでしこ」の原作者である中園ミホは、「日本のドラマに見られる伝統と新しい流れ」について主題発表をした。
カンファレンスに参加した5カ国の代表たちは共同宣言文を通して、中国の北京と上海を含む5カ国6カ都市を巡回し、作家交流カンファレンスの開催を毎年行うと宣言し、10月までに2007年度の開催国を決定することにした。共同宣言文は東アジア各国の放送作家の交流と、協力強化を通した相互互恵的な放送コンテンツ製作と共同発展の模索を骨子として、年例的なカンファレンスの開催や開催国確定のための期限など、四項目について詳細に決議した。 |