生き延びようとする人々の極限の死闘を描いた『釜山行き』のポスター3種が公開された。韓国が前代未聞の災害に見舞われる中、ソウル駅発の釜山行き列車に乗り込んだ人々の熾烈な死闘を描いた映画『釜山行き』のメインキャスト6人を2人ずつ撮ったツーショットポスターが公開され、注目を集めている。
最初のポスターに写っているのはファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)とその娘スアン(キム・スアン)。前代未聞の災害に直面した父娘の恐怖心が伝わってくる。父親に抱かれながら震えているスアンの表情は、災害の真っ只中にいる心理をうまく表している。ソグの目には「パパが守ってあげる」という父性愛のこもったキャッチコピーと相まって愛する娘を何が何でも守ろうとする切実さがにじみ出ている。
二番目のポスターは、妻ソンギョン(チョン・ユミ)と夫サンファ(マ・ドンソク)の緊迫した状況を伝えている。出産を控えた夫婦が修羅場となった災害現場で感染者に追われるシーンに「怖がらなくていい」という力強いキャッチコピーが付いている。
三番目のポスターには、野球部のエースで4番バッターのヨングク(チェ・ウシク)と野球部チアリーダー長のジニ(アン・ソヒ)が写っている。ヨングクとジニは災害に打ちひしがれた眼差しでお互いにすがるように手を取り合っている。これに加えて「まだ乗っていない友達がいる」というキャッチコピーは彼らの固い友情と生き残りをかけた必死の闘いを生き生きと伝えている。
ドラマ『星から来たあなた』から約3年ぶりにチャン・テユ監督の手がけた作品が、今回はテレビではなく銀幕で見られる。アーロン・クオック、ヤオ・チェン、タン・ヤン、リー・チェンなど中国のトップスターをキャスティングして制作された映画『夢想合夥人』(原題)がついに25日、中国の映画関係者とスターの集まる中、華やかなレッドカーペットと試写会でベールを脱ぐ。
『風の絵師』(2008)と『根の深い木』(2011)、『星から来たあなた』(2013)の3作品を世に出したことでテレビドラマ界のトッププロデューサーに上り詰めたチャン監督は、中国に進出して初の映画作品『夢想合夥人』のメガホンをとった。キャスティング段階から多くの期待と関心を集めた同作品は、チャン監督の思い入れと情熱が一つひとつのシーンに溶け込んでいる。
先ごろ中国の北京で開催された『夢想合夥人』記者懇談会には、チャン・テユ監督や主演キャストをはじめ、韓国と中国を行き来しながら活動中の男性グループUNIQのメンバーであるイボとソンジュなどが出席し、スポットライトを浴びた。そして、待望の作品が今週末、初公開される。
『夢想合夥人』は生い立ちも性格も違う3人の女性が起業する中で遭遇する出来事や友情、恋を描いたラブコメディ。『星から来たあなた』で証明済みのチャン監督が最も得意とするジャンルを初の中国進出作品に選んだ。『夢想合夥人』は試写会を経て、4月29日に中国全域で封切られる。
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-11-7 ~ 2016-11-13