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  • 2016-05-23 15:02:32
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カンヌ映画祭上映作『哭声』の活躍

11日に前夜公開され、観客動員数260万人を突破して破竹の勢いを見せている映画『哭声』が、ついにカンヌ映画祭で上映されることとなった。カンヌでは公式上映が始まる前から『哭声』への高い期待がうかがえた。『哭声』の制作会社である20世紀フォックスコリアは17日、『哭声』の海外配給を担当するファインカットのセールスブースに世界中のバイヤーや映画関係者から問い合わせが殺到していると明らかにした。彼らは『チェイサー』や『哀しき獣』でカンヌ映画祭に招待されたナ・ホンジン監督に熱烈な興味を示し、公式プレミア上映への期待とともに問い合わせが相次いで寄せられている。
12日午後6時には、Lerins1館でバイヤーのみを対象とした特別試写会が開催されたが、たちまち全席が埋まり、『哭声』への関心の高さと期待がうかがえた。その後開かれたカンヌマーケットでは、あっという間に米国、フランス、中国など約10カ国に先行販売される快挙を遂げた。
『哭声』は第69回カンヌ映画祭で『釜山行き』や『お嬢さん』と共に韓国映画の威信を高める映画として期待を集めた。先に上映された『釜山行き』と『お嬢さん』が現地観客の大反響を得て盛況のうちに幕を閉じたのに続き、最後に上映される韓国作品『哭声』がカンヌでどのように評価されるか注目される。『哭声』関係者は、16日に出国したナ・ホンジン監督に続いて17日にはクァク・ドウォン、チョン・ウヒ、チャン・ソヨンがカンヌに向けて出国し、公式スケジュールをこなす。
賽は投げられた。ナ・ホンジン監督の作品に対する現地観客の反応はいかなるものか。『釜山行き』と『お嬢さん』によってカンヌ映画祭で脚光を浴びた韓国映画が、『哭声』の投入によって竜を画いて睛を点ず準備を終えた。


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