生き延びようとする人々の極限の死闘を描いた『釜山行き』のポスター3種が公開された。韓国が前代未聞の災害に見舞われる中、ソウル駅発の釜山行き列車に乗り込んだ人々の熾烈な死闘を描いた映画『釜山行き』のメインキャスト6人を2人ずつ撮ったツーショットポスターが公開され、注目を集めている。
最初のポスターに写っているのはファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)とその娘スアン(キム・スアン)。前代未聞の災害に直面した父娘の恐怖心が伝わってくる。父親に抱かれながら震えているスアンの表情は、災害の真っ只中にいる心理をうまく表している。ソグの目には「パパが守ってあげる」という父性愛のこもったキャッチコピーと相まって愛する娘を何が何でも守ろうとする切実さがにじみ出ている。
二番目のポスターは、妻ソンギョン(チョン・ユミ)と夫サンファ(マ・ドンソク)の緊迫した状況を伝えている。出産を控えた夫婦が修羅場となった災害現場で感染者に追われるシーンに「怖がらなくていい」という力強いキャッチコピーが付いている。
三番目のポスターには、野球部のエースで4番バッターのヨングク(チェ・ウシク)と野球部チアリーダー長のジニ(アン・ソヒ)が写っている。ヨングクとジニは災害に打ちひしがれた眼差しでお互いにすがるように手を取り合っている。これに加えて「まだ乗っていない友達がいる」というキャッチコピーは彼らの固い友情と生き残りをかけた必死の闘いを生き生きと伝えている。
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11日に前夜公開され、観客動員数260万人を突破して破竹の勢いを見せている映画『哭声』が、ついにカンヌ映画祭で上映されることとなった。カンヌでは公式上映が始まる前から『哭声』への高い期待がうかがえた。『哭声』の制作会社である20世紀フォックスコリアは17日、『哭声』の海外配給を担当するファインカットのセールスブースに世界中のバイヤーや映画関係者から問い合わせが殺到していると明らかにした。彼らは『チェイサー』や『哀しき獣』でカンヌ映画祭に招待されたナ・ホンジン監督に熱烈な興味を示し、公式プレミア上映への期待とともに問い合わせが相次いで寄せられている。
12日午後6時には、Lerins1館でバイヤーのみを対象とした特別試写会が開催されたが、たちまち全席が埋まり、『哭声』への関心の高さと期待がうかがえた。その後開かれたカンヌマーケットでは、あっという間に米国、フランス、中国など約10カ国に先行販売される快挙を遂げた。
『哭声』は第69回カンヌ映画祭で『釜山行き』や『お嬢さん』と共に韓国映画の威信を高める映画として期待を集めた。先に上映された『釜山行き』と『お嬢さん』が現地観客の大反響を得て盛況のうちに幕を閉じたのに続き、最後に上映される韓国作品『哭声』がカンヌでどのように評価されるか注目される。『哭声』関係者は、16日に出国したナ・ホンジン監督に続いて17日にはクァク・ドウォン、チョン・ウヒ、チャン・ソヨンがカンヌに向けて出国し、公式スケジュールをこなす。
賽は投げられた。ナ・ホンジン..
ドラマ『星から来たあなた』から約3年ぶりにチャン・テユ監督の手がけた作品が、今回はテレビではなく銀幕で見られる。アーロン・クオック、ヤオ・チェン、タン・ヤン、リー・チェンなど中国のトップスターをキャスティングして制作された映画『夢想合夥人』(原題)がついに25日、中国の映画関係者とスターの集まる中、華やかなレッドカーペットと試写会でベールを脱ぐ。
『風の絵師』(2008)と『根の深い木』(2011)、『星から来たあなた』(2013)の3作品を世に出したことでテレビドラマ界のトッププロデューサーに上り詰めたチャン監督は、中国に進出して初の映画作品『夢想合夥人』のメガホンをとった。キャスティング段階から多くの期待と関心を集めた同作品は、チャン監督の思い入れと情熱が一つひとつのシーンに溶け込んでいる。
先ごろ中国の北京で開催された『夢想合夥人』記者懇談会には、チャン・テユ監督や主演キャストをはじめ、韓国と中国を行き来しながら活動中の男性グループUNIQのメンバーであるイボとソンジュなどが出席し、スポットライトを浴びた。そして、待望の作品が今週末、初公開される。
『夢想合夥人』は生い立ちも性格も違う3人の女性が起業する中で遭遇する出来事や友情、恋を描いたラブコメディ。『星から来たあなた』で証明済みのチャン監督が最も得意とするジャンルを初の中国進出作品に選んだ。『夢想合夥人』は試写会を経て、4月29日に中国全域で封切られる。
20代の男性俳優たちが一斉にスクリーンに登場した。近頃は青春をモチーフとした映画が増え、20代の男性俳優の活躍がめぼしい。その先陣を切った作品は「ドンジュ」だ。それから「ヒヤ」が公開され、続いて「グローリーデイ」、「水色駅」、「カッター」も公開される。
こうして忠武路に若手の男性俳優たちが一斉に登場するのは大変珍しい。これまで40~50代の男性俳優たちがリードしてきた韓国映画界に新鋭俳優たちが新しい風を巻き起こせるか、また彼らが忠武路を担っていく俳優に成長できるか注目を集めている。
まず「ドンジュ」は詩人ユン・ドンジュと独立運動家ソン・モンギュの輝かしい青春時代を描いた作品であり、カン・ハヌルとパク・ジョンミンが息を合わせる。両俳優ともこの作品で好評を得ており、とりわけ「自主映画界のソン・ガンホ」と言われているパク・ジョンミンは「最高の演技」だとして脚光を浴びた。
「ヒヤ」は問題児の兄ジンサンと、歌手を夢見る高校生の弟ジノの兄弟間の葛藤と和解を描いた作品で、アン・ボヒョンがジンサン役を、INFINITEのメンバーであるホヤがジノ役を演じる。ホヤはイ・ホウォンという本名で映画デビューを果たした。アン・ボヒョンも映画出演は初めてだ。二人はより進歩した演技力を披露し、観客に強い印象を残した。
「グローリーデイ」は旅に出た四人の友達のストーリーで、ジス、キム・ジュンミョン(EXOのスホ)、リュ・ジュンヨル(29歳)、キム・ヒチャンが出演する。昨年の釜山国際映画祭を盛り上げ..
俳優ミン・ジヌンが映画「ドンジュ」(監督:イ・ジュニク)で個性あふれる演技とスタイルで存在感を200%をみせつけ、観客たちに強い印象を残した。17日に公開された「ドンジュ」でミン・ジヌンはカン・チョジュンに扮しユン・ドンジュ(カン・ハヌル扮)とソン・モンギュ(パク・ジョンミン扮) の友人としてともに学生時代を過ごし、作文や討論を楽しみながら熱い青春時代を送る。ミン・ジヌンは劇中で真ん中分けの髪型や老顔ビジュアルのようなただならぬスタイルで登場する度に笑いを起こし、シリアスなストーリーの中で観客たちが一息つけるような個性あふれるキャラクターに扮して大活躍したことで強烈な存在感を発揮した。
撮影中にスタッフ全員がいちばん大きな笑いをあげたのはカン・チョジュンが初めて登場するシーンだそうで、映画「ドンジュ」の名場面のひとつだとしてミン・ジヌンのリアルな演技に惜しみない称賛をおくった。ミン・ジヌンは韓国芸術総合学校出身であり、映画「ファッション王」、「怒った弁護士」、「黒い司祭たち」に出演した。昨年は視聴率20%を突破し最高の話題作となったSBSドラマ「ヨンパリ」でキム・テヒョン(チュウォン扮)のボディガードを熱演、その名を知らしめた。
このようにミン・ジヌンはキャラクターに自分だけの色をのせることで劇中で確かな存在感を表すだけでなく、しっかりとした演技の幅をもっているとして忠武路の注目を一身に浴びている。「ドンジュ」は名前も言葉も夢も許されなかった1945年、一生涯の友人でありライバルであった詩..
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-11-7 ~ 2016-11-13