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Title 映画で出会う世界
No 71 Inquiry 11 Date 2017/11/03

秋が深まる中、映画を通して世界に出会った。韓国文化産業交流財団は国際映像交流プログラムの一環として、9月9日と23日の計2回にわたって仁川とソウル市民を対象に無料の映画上映会を実施した。


この数年間に開催された「地球村映画上映会」は、「映画で出会う世界(以下、映・会・世)」という新しい名前で観客を出迎えた。今回の「映・会・世」の上映会では、新名称のように映画を通して世界を体験し、もっと幅広い文化を理解する機会を提供するために、上映作品の制作国に合わせた多彩なイベントを開催することで注目を集めた。


9月9日に漢江セビッ島野外ステージで行われた「映・会・世」の上映会では、快適で座り心地のいいエアーベッド数十台が広場を埋め、テントやマットなどを広げたソウル市民のリラックスした週末の日常が描かれた。セビッ島野外ステージの場所的な特性上、冷たい地面が硬くて不便だという過去の上映会のアンケート内容を反映した措置だった。そのおかげで人々は家族や友達、恋人たちと一緒に美しい映像美と素晴らしいBGMの中国アニメーション『大鱼海棠』をより楽しく快適に観覧できたと好評を博した。


セビッ島野外ステージに集まった人々
 

上映会終了直後、上映作『大鱼海棠』を通して中国文化をより深く理解しようとする市民の足は、セビッ島野外ステージの向かい側に設けられた講演場に向かった。中国の伝説をベースに東洋の古典的思想を幅広く扱ったこの作品に関するハム・ヘスク専門家のムービートークショーが開かれたからだ。事前申込で参加を受け付けたこの講演会は、一般市民はもちろん、中国学専攻の大学生に至るまで、さまざまな年齢層の高い参加率を示し、すぐに受付が締め切られた。ハム・ヘスク翻訳家の聞き応えのある中国文化講演に参加者たちは非常に高い満足度を表し、単なる映画鑑賞にとどまらない深い文化体験の機会だったと答えた。


ムービートークショーの現場


この後、9月23日に仁川ミリム劇場で行われた「映・会・世」の上映会では、仁川地域の市民はもちろん、中国、ベトナム、中東など様々な国から移住してきた多文化家庭も招待し、韓国内で徐々に増加している多文化家庭に対する偏見をなくし、グローバル市民として世界文化に対する理解度を向上させるための中国伝統衣装体験、中国式餃子作り、ウッドアート工芸など多彩な文化体験ブースも運営された。


今後、「映・会・世」国際映像交流プログラムは単なる映像観覧の次元を越え、ムービートークショー、文化疎外地域での上映会の開催など、より幅広い文化体験の機会を提供することによって、遠く感じられた多文化に対する理解の向上とグローバル市民意識の育成を先導していくことが期待される。