俳優のチェ・ユンソが新たな韓流クイーンとして浮上している。チェ・ユンソと中華圏スターのアラン・コー(柯有綸)の共演で中国でも大きな話題となっている映画「Rookie」が、3月27日に公開される。今回の作品は中国の映画・ドラマ制作者として高く評価されているジェームス・パン(龐洪)とフランク・シャン(項華祥)監督が手を組み、全体を指揮して話題となった。
チェ・ユンソは映画「Rookie」でトップスター、ワン・マンフェイ(王曼菲)に扮する。ワン・マンフェイは大人気女優であり、類まれな美貌で男性の視線を釘付けにする一方、過去に生き別れた、まだ幼かった娘に対する思いや華やかな容姿の陰に隠れた過去の傷により心を閉ざしていたが、紆余曲折を経てシャン・シャオフェイ(向小飛、アラン・コー扮)に出会って人生の本当の意味を取り戻す。最近、中国で行われた映画「Rookie」の試写会でもチェ・ユンソと映画に対する熱い期待を確認することができた。中国の各地から集まった配給担当者は、華やかな芸能界の裏側が重くなりすぎないように描写されていて、人間的な喜怒哀楽を見事に表現したストーリーが素晴らしく、映画の世界に入り込ませる力があると高く評価している。特に『ヒロインのワン・マンフェイを演じた韓国の女優について詳しく知りたい』とチェ・ユンソに興味を持っているという。これに対し、フランク・シャン監督が自らチェ・ユンソの経歴を紹介し、さらに『美しい容姿だけではなく、素晴らしい演技力と驚くべき潜在能力を持つ俳優』と称賛した..
来月ドイツのベルリンで開かれる第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で19作品、コンペティション外で4作品の合計23作品が上映されることに決定した。映画祭事務局ホームページの20日付け記事によると、オープニング上映されるスペイン出身の女性監督イザベル・コイシェの『ノーバディ・ウォンツ・ザ・ナイト』をはじめ、19作品がコンペティション部門に出品され、コンペティション部門の最高作品賞である金熊賞を競う。
韓国映画は2年連続でコンペティション部門への出品を果たせなかった。2013年にホン・サンス監督の『ヘウォンの恋愛日記』がコンペティション部門にノミネートされたが、受賞はならなかった。今年のコンペティション部門には、イギリス耽美主義映画の巨匠ピーター・グリーナウェイ監督の『エイゼンシュテイン・イン・グアナファト』をはじめ、パトリシオ・グスマン監督のドキュメンタリー映画『ザ・パール・ボタン』、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の「クイーン・オブ・ザ・デザート」、テレンス・マリック監督の『ナイト・オブ・カップス』などが選出された。日本のSABU監督の『天の茶助』も名を連ねた。
コンペティション外では4作品が上映される。オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督の『エルザー』、ヴィム・ヴェンダース監督の『エブリィ・シング・ウィル・ビー・ファイン』、ケネス・ブラナー監督の『シンデレラ』、ビル・コンドン監督の『ミスター・ホームズ』である。ヴィム・ヴェンダース監督は功労賞である名誉金熊賞受賞者に..
愛を題材にした映画2本が15日に公開を控えており、激しい正面対決が予想される。熾烈な接戦が予想されるこれら映画のタイトルは『許三観(ホ・サムグァン)』と『今日の恋愛』である。どちらも愛を題材にしているが、愛の内容に違いがある。『許三観』(監督:ハ・ジョンウ/制作:ドゥタヨン)は父親の愛を前面に打ち出した。同作はお金も何もなくどうしようもない男だが、人一倍根に持つタイプの許三観(ハ・ジョンウ)が、絶世の美女である妻(ハ・ジウォン)と息子3人をめぐって一世一代の危機に立たされる中で繰り広げられる物語。
『許三観』は昨年公開された『インターステラー』『国際市場』に続いて父親の情を基調にしている。『インターステラー』がSFというジャンル、『国際市場』が近現代劇というジャンルにこれを溶け込ませたのに対し、『許三観』はコメディというジャンルの軽いタッチで描いている。
一方、『今日の恋愛』(監督:パク・チンピョ/制作:ポップコーンフィルム)は、最近韓国の若者の間でよく口にされている「サム(some)」、すなわち友達以上恋人未満の微妙な関係を前面に出した映画。ムン・チェウォンは大人気の気象キャスター、ヒョヌ役にキャスティングされ、対外的には愛嬌満点で愛想がよく、18年来の友であるジュンス(イ・スンギ)の前では暴力と暴言が日常茶飯事の二面性を持つ魅力的な女性を演じた。
ムン・チェウォンはこれまでの清楚なイメージから一転して突拍子もなく元気いっぱいの役どころに挑戦。その上、昨..
パク・チャヌク監督の新作映画『お嬢さん』のヒロインにキム・ミニと新人女優キム・テリが確定した。
『お嬢さん』(監督:パク・チャヌク)は、イギリス作家サラ・ウォーターズの小説『荊の城(原題:Fingersmith)』の舞台を1930年代の韓国と日本に移した作品。巨額の財産を相続することになった貴族のお嬢さん、彼女の後見人である叔父、彼女の財産をねらう詐欺師の伯爵と彼に雇われた女スリの複雑に絡み合った物語を描いた『お嬢さん』は、どんでん返しの連続で結末が予想できず、観客をグイグイと話の中に引き込みそうである。
11月にハ・ジョンウが伯爵役にキャスティングされたという知らせが伝わった後、二人のヒロインについて様々な憶測が飛び交っていたが、ついにお嬢さん役にキム・ミニ、女スリ役にキム・テリが決定し、叔父役のチョ・ジヌンと共にメインキャストが固まった。
映画『火車 HELPLESS』や『恋愛の温度』で演技力を認められたキム・ミニがお嬢さん役にキャスティングされ、これまでとは違う新しい役どころに挑戦する。その上、1,500倍の競争率を突破してオーディションに合格した新人のキム・テリが女スリ役に抜擢され、ハ・ジョンウ、キム・ミニ、チョ・ジヌンなどの錚々たる顔ぶれと共演することとなり、彼女への関心が高まっている。
『オールド・ボーイ』のカン・ヘジョンと『渇き』のキム・オクビンを名実共に韓国の代表的な女優にしたパク・チャヌク監督。だからこそ『..
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-11-7 ~ 2016-11-13