世界で初めてリメイクされる人気米国ドラマ『SUITS』(スーツ)の韓国版制作が秒読みに入った。韓国版『SUITS』の制作会社であるエンターメディアピクチャーズは、リメイク版の脚本家と契約を結び、本格的な制作に取りかかる準備を終えたと25日、明らかにした。韓国版『SUITS』の脚本家は、最近イ・チォンア、キム・ドンウク、チェ・ヨジンが出演したEチャンネル初のドラマ『ライダーズ:明日をつかめ』の新鮮な脚本で注目されたパク・サンヒ氏。SBSドラマ『大風水』や『無敵の新入社員』などの脚本も手がけた同氏は「原作の魅力を100%生かせるようにする計画」と抱負を語った。
米ドラマ『SUITS』はニューヨークきっての法律事務所を舞台に、敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターと天才的な記憶力を持つ弁護士マイク・ロスの成長を描いたスタイリッシュなブロマンスドラマ。面白く引き込まれるストーリーで、シーズン6まで制作された。
ガブリエル・マクトが主人公のハーヴィー役で出演し、韓国の視聴者にも馴染みのある作品。原作でスタイリッシュなスーツを着こなした弁護士2人の物語が韓国でどのように描かれるか注目される。主人公であるハーヴィー、マイク役の仮想キャスティングも盛んに行われている。現在放映中の人気ドラマ『リメンバー-息子の戦争』、チョン・ドヨンがキャストの有力候補に挙げられ話題となった米ドラマのリメイク作品であるtvN『グッド・ワイフ』などの法廷ドラマとは違い、弁護士のブロマンスやニセ弁護士など..
追撃スリラー映画『THE PHONE』(監督:キム・ボンジュ/制作:ミスターロマンス)が、錚々たる競合作を抑えて公開初日に映画興行ランキングで1位となり、観客の心を射止めた。映画振興委員会映画館チケット統合コンピュータネットワークの23日集計によると、『THE PHONE』は22日に9万7094人の観客を動員し、興行成績1位を記録した。『THE PHONE』の累計観客動員数は試写会を含めて11万5728人と集計された。
『THE PHONE』は1年前に殺害された妻から電話を受け取った男が、過去に戻って彼女を救うために繰り広げる一日の死闘を描いた追撃スリラー。ソン・ヒョンジュ、オム・ジウォン、ペ・ソンウが出演し、『死体が返ってきた』や『哀しき獣』の演出部出身のキム・ボンジュ監督がメガホンをとった。新鮮な題材、俳優の熱演、完成度の高いスリラー物といった話題で公開前から期待を集めていた『THE PHONE』。同時期公開作の中で前売り率1位になり、ただならぬ反応が見られた『THE PHONE』は、予想どおり興行成績トップをものにし、映画界に新たな局面をもたらした。
特に、『THE PHONE』は、8日に公開されて2週連続興行成績1位の座を守っていた『オデッセイ』(監督:リドリー・スコット)を公開初日から抑える底力を見せた。期待を裏切らないソン・ヒョンジュ主演のスリラーが、韓国映画界を席巻したのである。『THE P..
韓国で1200万人の観客を動員した映画『暗殺』が、北米地域でも注目に値する興行成績を収めた。韓国の映画配給会社ショーボックスの15日発表によると、『暗殺』(監督:チェ・ドンフン、制作:(株)ケイパーフィルム)は8月7日にニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンなどの北米26地域で封切られ、北米で劇場公開された歴代韓国映画の中で4位の興行成績を収め、ロングランに突入した。米国の映画興行成績分析サイト「ボックス・オフィス・モジョ」によると、同作は公開6週目にあたる9月10日までに180万ドル(約21億ウォン)の興行収入を上げた。これは北米地域で公開された歴代韓国映画のうち、『鳴梁』(258万ドル)、『国際市場で逢いましょう』(230万ドル)、『グエムル-漢江の怪物-』(220万ドル)に次ぐ4位にあたる。
『暗殺』の北米配給を手がけるWell Go USAは「平日の昼間や深夜でも8割以上の席が埋まり、連日完売といったことも続いている」として「北米の大手映画館チェーンが『暗殺』の上映を延長し、ロングランに突入した」とコメント。『暗殺』が『グエムル-漢江の怪物-』を追い抜いて歴代3位につけるかも注目される。また、『暗殺』は米国の映画批評サイト「ロッテン・トマト」で満足度83%を記録したほか、「チェ・ドンフン監督は映画にコミカルな要素を効果的に盛り込み、映画をバラエティ豊かなものにした」(「バラエティ」誌)、「様々な登場人物と彼らの関係を巧みに描いている」(「ロサン..
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-11-7 ~ 2016-11-13