Soompi、Dramafever、Koreaboo、Hancinema、海外の韓流ファンなら誰もが聞いたことがあり、お気に入りに登録して韓国の大衆文化と韓流スターのニュースを接するウェブサイトがある。これらのサイトでコンテンツを作り出すエディタは、韓国文化に高い関心を持って活動しているが、実際は韓国を訪問した経験のない人も多く、韓国文化に対する理解が不十分だと思われている。
そこで、本財団は世界9ヶ国の15媒体の代表で構成された海外オンラインオピニオンリーダーを招待した。海外オンラインオピニオンリーダーは9月30日から10月9日まで9泊10日の日程でソウルと釜山を訪問し、リアルタイムでSNSのフォロワーとコミュニケーションをしながら、韓流ファンの案内者としての役割を果たしてくれた。
海外オンラインオピニオンリーダーは、第20回釜山国際映画祭の開幕式をはじめ、江南K-POPフェスティバル、2015ソウル国際ミュージックフェアなど、主要韓流行事の取材を行った。イギリスで韓国映画サイト「ハングルセルロイド(Hangul Celluloid)」を運営しているポールクィン氏は、「レッドカーペットを歩いている俳優ソン・イェジン、ムン・ソリさんを目の前で見られるなんて、今日死んでいい」と感激の声で言った。
全世界のK-POPファンに愛されているが海外メディアではあまり取り上げられていないガールグループ「シスター」の共同記者会見では、海外ファンの代わりに鋭い質問を連発した。他にも、エプロンをかけてプルゴギやチャプチェ、海鮮チヂミなど、韓国料理を作る場面をライブ配信するなど、「K-FOOD料理ショー」をチャレンジする人もいた。ライブ配信を視聴していた海外の韓流ファンは、招待対象者のSNSに「私は今アメリカにいるけど、韓国で起こっているすべてのことをリアルタイムで見られて、まるで一緒に韓国にいるような気がします」と感謝のメッセージを残した。
Mnetの音楽番組「M!Countdown」を傍聴し、K-POPアーティストのライブ舞台を観覧することで取材日程は終わった。15人の海外オンラインオピニオンリーダーは「私たちは世界各地から集まったが、韓国文化を楽しんでいるという共通点がある。今まで互いにウェブサイトのモニタリングをしてきたが、直接会って交流することができて、有意義な日程だった。初めて会った時は激しい取材競争を予想していたが、良い友達になって、別れたくないくらいだ。韓国文化に関するサイトの運営者間のネットワークが形成されたということが大きな成果だと思う」と口をそろえた。
本国に帰った海外オンラインオピニオンリーダーは写真や動画など多様な形で韓国での新しい経験と思い出をコンテンツ化し、共有(ハッシュタグ#koreajoa2015)しており、全世界の韓流ファンの韓国文化に対する親密度や理解度を深めることに貢献している。