Article view
Title アジアソングフェスティバル、全世界で放映
No 9 Inquiry 1808 Date 2011/02/15

()韓国文化産業交流財団が昨年10月に開催した「第72010アジアソングフェスティバル」が、全世界約40カ国のテレビ局で放映済みまたは放映予定である。

 

日本の場合、代表的な民放であるフジテレビのCS衛星放送で2011116()に放映され、213()にはBS衛星放送で放映される。また、33日にはフジテレビの地上波チャンネルで1時間半にわたり電波に乗る予定。日本の地上波テレビ放送で海外の音楽番組が放映されるのは非常に異例のことで、アジアソングフェスティバルは2009年から3年連続で地上波放映されている。

 

日本以外にも中国のCCTV、香港のTVB、台湾のAzio TV、タイのチャンネル9、フィリピンのABS-CBN、インドネシアのIndosiar、マレーシアの8TVASTROなど、アジア全地域の主要地上波テレビ局および有力ケーブル・衛星放送によって既に放映済みか、放映を控えている。特に、アジアのポップスに対する反応がふるわなかった欧州圏でも良い反応があり、期待される。深夜時間帯ではあるものの、北欧フィンランドの国営放送YLE TV(地上波)でも昨年に続いて今年の放映が確定し、東欧の国ウクライナで視聴率1位の地上波放送「1+1 TV」でも放映される予定。そのほかブルガリアとロシア、チェコでも今年下半期のテレビ放映を計画しており、アジア文化の世界化にも良い影響を及ぼすと期待される。中央アジアとモンゴル、アフリカ地域のテレビ局からも熱い反応を得ている。アジア的な情緒を共有しているこうした国々のテレビ局関係者は、音楽という世界共通語を通じて行われる文化交流に関心を示した。

 

 「アジアソングフェスティバル」は、毎年アジア約10カ国のポップス界を代表するトップ歌手とアジアの有力音楽産業関係者が参加するアジア最大の音楽フェスで、2008年からアジア地域以外にも北米、北欧、東欧、中央アジア、南太平洋(フィジー)など約40カ国で放映される中、名実共にアジアポップスの今を知らせる専門音楽イベントとして注目されている。