Article view
Title 映画と人文学の出会い、「インサイト映画紀行」開催
No 79 Inquiry 202 Date 2017/12/30

先月の11月17日(金)から25日(土)まで、上巌洞にあるオーペン(O'PEN)で行われた「インサイト(人文学+ Insight :洞察)映画紀行」では、「様々な世界との出会いを通して自分自身に対する悟りを得る」というテーマの下、世界各国の文化を体験できる上映イベントが開かれた。




「インサイト映画紀行」第1回イベントの様子


韓国文化産業交流財団とCJ E&Mが主催し、文化体育観光部がサポートした当イベントは、世界各地の固有文化を含んだ映画を通して、その地域を感じて体験できる上映会と共に、映画観覧後、分野別に専門家の解説が聞けるムービートークショーを行うことで、より広い観点でその国と作品を理解する機会を提供し、観客たちとコミュニケーションした。


上映作としては、アフリカの差別と弾圧を扱った『シュガーマン 奇跡に愛された男』(17日)、中国の説話を基に、東洋的な映像美が際立つ『私の赤い鯨』(18日)、世界3代文学賞であるブッカー賞(Booker Prize)受賞小説を原作とし、インド分離独立を描いた『真夜中の子供たち』(24日)、悲劇的時期のベトナムとフランスの関係を見せてくれる『インドシナ』(25日)など、各国の文化と歴史を一通り理解できる海外の優秀映像を披露した。


特に映画だけでなく、様々な分野の専門家たちが行うムービートークショーも観客たちの高い関心を集めた。主要招待演説者として、アフリカを唄う歌手のハリム、韓国を代表する映画雑誌『シネ21』のジュ・ソンチョル編集長、全世界を舞台に活躍している旅行作家のキム・ナムヒ、中国語映像翻訳家のハム・ヘスクなど、各分野を代表する専門家たちが参加することでオンライン事前観客募集が全回早期終了するなど、盛況を収めた。


(左から)歌手のハリム、全州国際映画祭プログラマーのチャン・ビョンウォン、モデレーターとして参加した世宗大学のハン・チャンワン教授


今回の上映会を観るために遠い江原道から参加した観客がいる程、その熱気は熱く、上映会イベント終了後、ある参加者は「遠い外国としか感じられなかった国の文化と情緒を映画という普遍的なジャンルを通して知ることができたところが非常に興味深かったし、一人では理解しにくかった場面を分野別に専門家と共にコミュニケーションを取りながら理解できる良い時間だった」と参加感想を明かした。さらに、第1回から第4回まで、全てに参加したまた別の参加者は、「インド映画を観覧した後はインドに行ってきたような気分になり、中国のアニメーションを観た後は中国の歴史学者になった気分だった。必ずしも、実際にその国を旅行しなくても、このように豊富に文化的知識を習得できるという事実に驚いた。」とし、来年のイベント計画を何度も聞く姿が伺えた。



「ムービートークショー」コーナーで専門家に質問する参加者


今年の第一回イベントを成功に収めた「インサイト映画紀行」は、今後も様々な国の映画と多彩な文化交流プログラムを観客たちに届けに来る予定だ。関連内容は韓国文化産業交流財団ホームページ及び「インサイト映画紀行」フェイスブックページ(www.facebook.com/globalfilmfestival)を通して確認できる。