Title | 限韓令の新しい転換点、NCT DREAMと 中国社会貢献活動「善良な韓流」プロジェクト推進 | ||||
---|---|---|---|---|---|
No | Inquiry | 742 | Date | 2017/06/23 |
韓国文化産業交流財団とCJグループが共同で主催する「善良な韓流民官協力プロジェクト」が5月23日(火)から26日(金)まで4日間、中国南京で進められた。
財団は2012年から、企業の社会的責任を導き、民間レベルの国際文化交流を活性化するため、CJグループ、中国友好平和発展基金会、中国韓国友好協会と連携し、「善良な韓流民官協力プロジェクト」を推進してきた。この事業は、海外にいる文化に触れる機会のない子供たちに文化コンテンツを享受する機会を提供し、両国間の文化交流を拡大して韓国のイメージアップに大いに寄与している。
SM所属NCT DREAMが参加し、中国の子供たちに希望のメッセージを伝達
5月23日から26日まで、南京・秦淮第二実験小学校、怡馨花園小学校の児童たちのために教育環境改善と「CJの夢育成教室」が開かれた。財団は、この二つの学校を対象にマルチメディア機材や韓国アニメーション、K-Popコンテンツなどを寄贈することで、韓流コンテンツに直接触れることができる施設と環境を造成した。
また、中国人として韓国で練習生時代を過ごし、歌手の夢をかなえたNCT DREAMのチョンロとロンジュン(SMエンターテイメント所属)が「夢育成教室」に参加し、K-Popを通じた夢と希望のメッセージを伝えた。これに中国テンセント、江蘇衛星放送局などの中国の主要メディアは、イベントをリアルタイムで生中継し、熱い関心を示した。
5月23日から24日の2日間、子供たちを対象にK-Popの歌とダンスの文化芸術授業を開催し、25日には絵画、夢の木制作など、多彩な社会貢献活動が行われた。最終日の26日、子供たちはこれらの文化芸術授業を通じて学んだ歌やダンスのすばらしい公演を披露した一方、「生まれて初めての映画鑑賞」という生涯忘れることのできない貴重な思い出作りもした。
中国内の社会貢献活動により、限韓令で萎縮した韓中関係の新しい転換点を提示
韓国文化産業交流財団のギム・ドクジュン事務局長は「善良な韓流プロジェクトは持続可能な韓流拡散のための政府の政策的支援と、民間企業の社会貢献活動の連携により成功した民 - 官協力モデル」とし、「今回の中国内の社会貢献活動をきっかけに最近、限韓令(米国の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国内配備に対する報復措置、韓流禁止令)によって萎縮した韓中関係が新たな転換点を迎えることを期待する」と述べた。
中国江蘇省人民政府の関係者は、「今回のCJ夢育成教室は、子供たちが芸術的素養を蓄積して韓国を理解する絶好の機会」であるとし、「韓国に良いイメージを持った子供たちは今後、韓国と中国の友好関係の明るい未来となるだろう」と述べた。
財団は、2012年からの様々な民間企業との連携により海外地域社会と共に成長し、共同価値を創出することができる好循環構造の善良な韓流を拡散していく。