Title | グローバル文化交流同好会「アウルギ」(outlookie)活動開始 | ||||
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No | Inquiry | 885 | Date | 2015/05/26 |
在韓外国人留学生韓国文化探訪団のメンバーと韓国人大学生約80人がさる4月、国立中央博物館教育館の小講堂に集まり、韓国の放送界で活動している中国出身の孫瑤をメンターとして迎え、留学生として出発して韓国社会で成功した経験談を聞いた。
韓国文化産業交流財団が主催して文化体育観光部が後援し、GKL社会貢献財団が共にする<外国人留学生韓国文化探訪団「アウルギ」>は、韓国の大学に通っている11カ国の留学生61人で構成され、この日は発足式以外にも、韓国人大学生と一緒にハングルのカリグラフィーを体験したり、国立中央博物館展示館の中でハングルの子音・母音探しのミッションに挑戦したりするなど、最初のテーマである「留学生活への適応と韓国語学習」探訪を終えた。
孫瑤はまず「私の留学生活の話」という題の講演でハプニングに満ちた留学時代のエピソードを語り、学生たちの共感を呼んだ。2002年に中国から一人で韓国へ留学に来て韓国外国語大学の語学堂で韓国語を学び、慶熙大学貿易学科に進学した孫瑤は、大学在学中にKBSバラエティ番組「美女たちのおしゃべり」に出演して大人気を博したにもかかわらず、誠実に学業をまっとうした。その後、放送活動と中国語の講義を並行していたところ、啓明文化大学の教授に招聘されるなど、韓国社会で活発な活動を続けており、留学生の最初のメンターに選ばれた。
孫瑤は「情熱あふれる学生たちを見ながら、初めて韓国に来たときの自分自身を見ているようだった。今が一番きれいで元気な年頃。人生で一番重要な時期を韓国で過ごしている。このような時期に韓国文化産業交流財団の主催、文化体育観光部の後援で留学生のための良いプログラムができてうれしくもあり、うらやましくもある。メンターとして、これから『アウルギ』活動によって団員たちがますます成長するのを楽しみにしている」と講演の所感を述べた。
ウズベキスタンからの留学生カリムリン・イスカンデル(成均館大学1年生)さんは「様々な国から来た団員に会えてうれしかった。メンターの講演で先に留学生活を経験した先輩の面白い経験談が聞けて楽しかった」と言い、中国から来たジュ・メイイン(漢陽大学3年生)さんは「講演やハングルカリグラフィー体験、国立中央博物館でのハングル子音・母音探しなど、様々なプログラムに参加しながら大切な思い出ができた。一緒に過ごしたメンターや団員の皆にとても感謝している」と述べた。
「アウルギ」の団員は今後、「メンター-メンティー韓国文化探訪」として韓国社会で活躍中の有名外国人(メンター)と一緒にK-FOOD、e-コミュニケーション、テコンドー、朝鮮半島の南北関係を探っていく。また、Learn & Run Koreaサマーキャンプ、Global Friendship Festivalなどのプログラムによって韓国文化を体験し、韓国の大学生や青少年と交流しながら韓国社会への適応度を高める。
同行事を主催した<韓国文化産業交流財団>の李八成(イ・パルソン)理事長は「在韓外国人留学生の数は毎年増えているものの、増加の勢いは次第に鈍化しているのに対し、中途脱落率は上昇している。海外留学生を積極的に誘致してはいるが、彼らに対する体系的・継続的な管理が不足しているという問題意識のもと、官民協力プログラムとして「アウルギ」を企画するようになった。互いに異なる背景を持つ外国人留学生が文化でひとつとなり、韓国社会構成員との交流によってグローバルリーダーに成長できるよう、力の限りサポートする」と述べた。
一方、外国人留学生韓国文化探訪団「アウルギ」は、GKL社会貢献財団の2015年度創造的社会貢献事業に選ばれ、今年を皮切りに年度期別に運営され、募集地域と支援対象を拡大していく予定である。