• スター
  • 2013-03-12 13:29:12

Wonder GirlsのイェウンVSミュージカル女優のイェウン、チャレンジするのが楽しい

Wonder Girls(ワンダーガールズ)のイェウンがソロ活動で舞台に立った。これまでシンガーソングライターとしての可能性を認められていた彼女が選んだ舞台は、意外にもミュージカルだった。緊張する初挑戦だが、明るい笑顔でゆとりもできた。『三銃士』ダルタニャンの初恋相手に似ているイェウンに秘められた新しい可能性を垣間見た。

20日に初日を迎えたミュージカル『三銃士』で女優としてのデビューを果たしたイェウンは、次第にヒロインとしてふさわしい女優になりつつあった。彼女の役はダルタニャンの初恋相手で、美しく純粋でありながらも正義感にあふれたコンスタンス。イェウンは「コンスタンスにどんどん似ていく気がする。幸せなエネルギーで最近はいい気分」と笑った。

『三銃士』は17世紀のフランスを背景に、王室銃士志望のダルタニャンと王室銃士アトス、ポルトス、アラミスの冒険、フランス王室最高の権力者である枢機卿の陰謀を描いた作品。平素からミュージカルへの関心が高かったというイェウンは、迷わず今回のチャンスをつかんだ。

「歌手として立つ舞台とは全然違います。歌手が3~4分という短い時間で表現するのに対し、ミュージカルは長く呼吸して感情をコントロールしなければなりません。もちろん、発声やテクニックも違いますので、歌の伝え方も難しいです。それでも新しい気持ちになれて楽しいですよ。」

イェウンはミュージカルで一番の魅力として臨機応変さと感情の豊富さを挙げた。Wonder Girlsメンバーとしての活動経験から、舞台上の動線や振り付けを消化するのはさほど難しくなかったが、コロコロ変わる演出や先輩たちのアドリブに戸惑うこともしばしば。それでも主に愛と別れに焦点を当てた歌謡曲とは違い、作品内の登場人物が直面する時代的な背景と設定により、様々な感情を経験できたという。

「渡された台本通りにいくことはまずありません。舞台は毎回がナマですので、気を引き締めています。ストーリーがどんなふうに展開するかわかりませんから、瞬発力も訓練しています。まだ先輩たちの貫録にはとても及びませんが、徐々に舞台が楽しめるようになってきました。」

歌手のイェウンとミュージカル女優のイェウンは違うが、舞台を楽しむ点では同じだ。純粋で凛としたコンスタンスに似ているという彼女は「ダルタニャンが殴られているときに助けてあげるとか、人々が苦しめられるのは我慢できないという点は似ている」とし、「コンスタンスのように積極的に愛を表現することはできないが、ミュージカルのおかげで性格も明るくなった気がする」と述べた。

続いて、Wonder Girlsの解散を心配しているファンを安心させた。「ソネの結婚でWonder Girlsが解散するのではと心配されている方もたくさんいらっしゃいますが、そんなことはありません。今のメンバーみんなが、各自の能力を伸ばせる良い転機を迎えていると思います。私だけでなく、他のメンバーもドラマなどの様々な分野でお目にかかれるでしょう。彼女たちの活躍も期待しています。」

ユビンはケーブルチャンネルOCNのドラマ『ザ・ウィルス』に出演して初の本格的な演技に挑戦し、ソヒとヘリムも演技や様々な分野で新しい姿を見せるために準備中。イェウンは自分の音楽的な強みを生かし、ソロアルバムの構想も立てている。

「いつも頭の中でだけ考えてきたソロアルバムも計画中です。もちろん、自作曲だけで作りたいと思います。今はミュージカルに専念して具体的な計画を立てる予定です。今年はソネをはじめとするメンバー全員、各自の分野で一生懸命がんばりたいと思います。Wonder Girlsとしての活動ですか?私たち5人みんな、舞台が好きな気持ちは大きいですから、いつでも集結する準備はできています。」
 

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