今夏韓国映画期待作の一つ『風邪』の公開が延期されることから、夏の映画興行は激戦が予想される。映画業界情報筋が15日明らかにしたところによれば、『風邪』は当初6月27日の公開を目標に準備されていたが、最近になってポストプロダクションなどをより一層念入りに行うべく、7~8月に公開日が変更される見通し。
ある関係者は「ポストプロダクションのスケジュールを急いではいるが、より完成度を高めるために公開延期を検討中」であるとし、「最終的な公開スケジュールはポストプロダクションを終える時期によって決まる」と明らかにした。
『風邪』は『ビート』、『太陽はない』、『MUSA-武士-』などを演出したキム・ソンス監督の復帰作として早くから映画界の関心を集めた。発病後36時間以内に死亡する変種ウィルスが広まると、ウィルス蔓延地域である盆唐が隔離され、その中に閉じ込められた人々の死闘が描かれる。ウイルス物に盆唐という富裕層の街が隔離される点、家族愛をはじめ、様々な人物が繰り広げるストーリー、米国と..
昨年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したキム・ギドク監督の『嘆きのピエタ』が、17日から全米で順次公開される。『嘆きのピエタ』の北米配給会社であるドラフトハウス・フィルムズの1日発表によれば、『嘆きのピエタ』は17~23日にデンバー、カンザス、オースティン、ヒューストン、フェニックス、サンディエゴ、シカゴ、ニューヨークで公開され、19日にはサンアントニオ、23日にはマイアミ、24日にはウィンチェスター、31日にはダラス、ポートランドの映画館で公開される予定。
イ・ジョンジンとチョ・ミンスが主演の『嘆きのピエタ』はこれに先立ち、12日からiTunesでもダウンロードできるとドラフトハウス・フィルムズ側が明らかにした。キム・ギドク監督が以前手がけた作品『春夏秋冬そして春』は2004年4月2日に北米地域で公開され、238万ドルを稼ぎ上げた。イ・スンヨンとジェヒが主演の『うつせみ』は2005年4月29日に公開され、24万ドルの興行収入を上げた。
カン・ウソク監督の映画『伝説の拳』がハリウッドSF超大作『オブリビオン』の勢いを制し、公開後2週目の週末1位がほぼ確実視されている。
19日の映画振興委員会映画館チケット統合コンピュータネットワーク集計によれば、『伝説の拳』は18日に5万1453人の観客を動員し、一日の観客動員数1位を守った。累積観客数は90万8709人。2位の『オブリビオン』はこの日4万7764人の観客動員となり、一日の観客動員数2位を記録した。累積観客数は83万7443人。
同じ週に公開された『伝説の拳』と『オブリビオン』は様々な面で比較され、対決の行方が注目された。
『伝説の拳』は、かつて拳の力で界隈に幅を利かせた伝説の4人衆が、異種格闘技マッチを繰り広げるテレビ番組『伝説の拳』で再会した様..
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-10-30 ~ 2016-11-5
2016-11-7 ~ 2016-11-13