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  • 2013-04-09 15:34:07

キム・ソウン「カウルちゃんから王女に出世」

「スッキ王女のようになろうと愛嬌の練習もしました!」
最近放送終了したMBC月火ドラマ『馬医』で可愛らしいスッキ王女役を演じたキム・ソウンに会った。8ヶ月以上にわたり歴史ドラマで髪を後ろに束ねて過ごしたキム・ソウンは、明るく染めた長い髪を下ろして姿を現した。 長い間朝鮮時代の王女になりきったキム・ソウンは、20代の女優としてスッキ王女を振り返った。キム・ソウンはドラマの中で、ペク・クァンヒョンに片思いし、身分の壁を越えて自分の気持ちをストレートに表現する王女、長年の友であるカン・ジニョンに譲って愛する人との仲を取り持つ心やさしい王女として好感を持たれた。

スッキ王女は従来の歴史ドラマには見られなかった役柄で、王の言葉に従順な助演という型にはまらず、自分のことは自分で決め、心のおもむくままに追い求めていく姿が描かれた。何よりも、登場するたびに場を明るくするエネルギーでお茶の間をとりこにした。キム・ソウンはスッキを演じながら同化していくの感じたと言う。

「初めて台本を受け取って思ったのは、自分はこんなに明るい性格じゃないのに、スッキはとても明るい性格だということでした。それに、愛嬌もたっぷり。ですから、演技に入る前にたくさん研究しました。王女の威厳を保ちながらも、率直で純粋なスッキを演じたかったんです。初めはなかなか馴染めませんでしたが、愛嬌も練習しながら結構うまくなりました。スッキを演じながら性格もかなり変わって彼女に似てきました」

2005年にMBCドラマ『悲しき恋歌』でデビューしたキム・ソウンは、2009年にKBS第2テレビジョン『花より男子~Boys Over Flowers』で、主人公クム・ジャンディ(ク・ヘソン扮)の友人チュ・カウル役を演じて好評だった。キム・ソウンはドラマの中でF4の一人ソ・イジョン(キム・ボム扮)に「カウルちゃん」と呼ばれ、本名より 「カウルちゃん」というあだ名で有名になった。しかし、『馬医』によってキム・ソウンは「カウルちゃん」というあだ名から抜け出し、スッキ王女の姿をお茶の間に印象づけた。

「今回の作品は、私の女優としての人生で大きな転機となりました。カウルちゃんがスッキ王女に出世したってところでしょうか。どちらの役柄も私と似た面があります。性格はスッキと似た面がありますが、好きな男性への接し方はカウルと似ているところがたくさんあります。このドラマに出演する前は主に10代、20代の方々に顔を知られて応援していただいたのに対し、今ではお年を召した方々にもたくさん顔を知っていただきました。‘面白い’とか‘いつも見てるよ’とか言っていただくたびにうれしくなりました」

『馬医』はスタート前からMBC『宮廷女官チャングムの誓い』、MBC『トンイ』などを演出した歴史ドラマの巨匠イ・ビョンフン監督がメガホンをとって話題を集めた。
「イ・ビョンフン監督は本当に、人並み外れた情熱の持ち主です。お年の割に驚くほどの情熱とパワーであふれています。監督の下で演技しながらたくさん学びました。監督はきめ細やかに指導してくださり、リアクションまで細かいんです。ですから、一つ一つインパクトを与える方法や、発音を重視する部分についても学ぶことがたくさんありました」

「私はのんびり前向きなタイプです。慎重に作品を選ぼうとするほうですが、何よりも新しい役柄にチャレンジするのが楽しくて幸せです。これまでにやったようなものではなく、幅広い役柄を演じたいと思います」
 

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