• スター
  • 2015-12-29 15:26:52

千万観客の俳優、ファン・ジョンミン、映画「ヒマラヤ」で復帰

映画「ヒマラヤ」で実在の人物オム・ホンギル隊長を演じたファン・ジョンミンは、最近行われたインタビューで実話の映画化に対する負担、そして映画で伝えたかったメッセージについて率直に話した。


「最初は主題について考えてみた。山岳映画でヒューマン映画なのに、感動だけでは足りないと思った」と話を始めたファン・ジョンミンは、「一番気になったのは実話だということだった。ドキュメンタリーもあって、実話を変えることはできなかった。でも、映画ならではの要素がなかったら、観客がドキュメンタリーではなく、お金を払って映画を見る意味がないじゃないか」と言った。


いくら悩んでみても答えを得ることができなかったというファン・ジョンミンは、「とにかく映画は撮らなければならなかったから一応撮影には入った。そして、撮影をしながら少しずつ答えを得ることができた」とし、「監督や俳優たちとずっと話していたことが、「山より重要なのは人だ」ということだった。人間が行けない神の領域で人間だけが得られるものがある。それが山より偉いと思った」と述べた。


「ヒマラヤ」チームの旅程はオム・ホンギル隊長が率いたヒューマン遠征隊の旅程と違わなかった。もちろん、撮影場所や苦痛の度合いは違ったと思うが、できるだけ専門登山家に見えるように努力した俳優たちの苦労は決して無視できない。一般的な撮影と違うだろうと思ったが、こんなに苦しいとは思わなかったと何度も強調したファン・ジョンミンは、「ヒューマン遠征隊と同じ道を歩んで、同じことを感じた。そして、当時のオム隊長の寂しさと苦しさに共感することもできた」と真面目に言った。

ファン・ジョンミンは「本を読むと、本に書いてある通りに演技するだろうと思った。オム・ホンギル隊長を表現しなければならなかったが、僕はオム・ホンギル隊長ではない。僕なりのオム・ホンギル隊長を表現しなければならなくて、本は役に立たないと思った」とし、「撮影が半分ぐらい進んだ時だと思うが、ストレスがすごかった。「俺、いったい何をやってるんだ」と思った。その時、本を読んだ」と説明した。


「ヒマラヤ」は神の領域と呼ばれる標高8,750mのヒマラヤエベレストで死亡した後輩隊員パク・ムテクの遺体を収拾するための、大韓民国の代表登山家であるオム・ホンギル隊長(ファン・ジョンミン)とヒューマン遠征隊の命をかけた旅程を描いた感動実話だ。ファン・ジョンミン、チョン・ウのほか、ラ・ミラン、キム・イングォン、キム・ウォンヘ、イ・ヘヨン、チョン・ベスが出演した。

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