• スター
  • 2013-12-12 18:29:21

チェ・ジウ「結婚?焦る必要はないと思う」

「それは命令でしょうか。承知しました」
「清純」という形容詞がついて回った女優のチェ・ジウ(38)が、以前とはガラッと変わった姿を見せた。最近放送終了したSBSドラマ『怪しい家政婦』で文字どおり「怪しい」役柄による大胆な変身を図り、視聴者にインパクトを与えた。チェ・ジウは『怪しい家政婦』で命令されたことは何でもやる家政婦パク・ポンニョに扮した。ポンニョは暑くても寒くても帽子を深くかぶり、グレーのダウンジャケットを着て大きなマホガニー色のバッグを持ち歩く。また、絶対に笑わない。そんな彼女がウン・サンチョル(イ・ソンジェ扮)の家族に出会ってから徐々に変わっていく。「家族愛」という熱い思いを胸に刻み、明るく笑うようになる。

『怪しい家政婦』は日本のドラマ『家政婦のミタ』が原作。2011年に日本テレビ系列で放送され、日本列島を感動と涙の渦に巻き込んだ『家政婦のミタ』は、最高視聴率40%を記録し、日本のドラマ視聴率歴代3位になるほど話題を集めた。『怪しい家政婦』のチェ・ジウ、『家政婦のミタ』の松嶋菜々子の演技を比べてみるのも鑑賞ポイントだった。

チェ・ジウは最後の撮影後、ドラマ関係者とのインタビューで「女優生活20年の中で一番忘れられない役柄」だと明らかにした。パク・ポンニョは彼女にとって特別だった。
「パク・ポンニョのような役柄を演じるのは初めてだった。心配もたくさんし、原作ともたくさん比較されたが、何かやり遂げたという思いがあった。だから‘忘れられない’気がする。新しいことにチャレンジしたという達成感がある」

特異な役柄だけに、演じるのも大変だった。しかし、チェ・ジウはベテラン女優らしくすぐにパク・ポンニョになりきることができた。

どんな作品であれ、原作とリメイク版の比較は避けられない。チェ・ジウは『怪しい家政婦』と『家政婦のミタ』を別個の作品と考えながらポンニョを忠実に演じた。「新しく生まれ変わった作品だと思いたい。撮影するときも‘ミタと同じようにしなければ’とか‘違うようにしなければ’、あるいは‘もっとうまくしなければ’と思いながらポンニョを演じることはなかった。原作があまりにもヒットしたので、比べるのは当然だと思う」
チェ・ジウはドラマの子役たちとも息が合っていた。子どもたちと親しくなるのはごく当然だった。「子どもたちが大人びていて可愛かった。撮影現場でいつも‘ポンニョさん’と呼ばれた。大変じゃないかと先に聞かれたりもした。子どもたちのおかげでたくさん笑いもし、問題もあった(笑)。子どもたちと一緒のシーンがとても多かったので、親しくならないわけがなかった」

韓流の火付け役となった女優、ジウ姫。彼女が『怪しい家政婦』にキャスティングされたという知らせに、日本での反応も熱かった。応援の声もあったが、「どうしてわざわざ?」という反応もあった。「『怪しい家政婦』序盤は『家政婦のミタ』とほとんど同じだった。最近は日本でも韓国ドラマをリアルタイムに見られるが、一部のファンから‘わざわざ服装まで同じようにする必要があるだろうか’というコメントが投稿された。ストーリーが先に進むにつれてポンニョの感情的な動きが見られ、ドラマが原作に比べて息が長かった。次第に‘魅力的な部分が出てきた’と言われた。初めは比べられもしたが、そのうち変わってきたように思う」

結婚適齢期を越えたチェ・ジウに「結婚」について尋ねた。返事はあまりにも「クール」だった。「結婚適齢期?遅い?どうかな(笑)。結婚についてはそれほど焦っていない。もちろん、独身主義者でもない(笑)。子どもが嫌いで‘産まない’というポリシーがあるわけでもない。かと言って、せっかくの良い時間を焦りながら過ごしたくはない。今が充実している。今まで仕事に打ち込んで、ただ前だけを見て走ってきた。心にゆとりがあって楽しむのも悪くはないと思う」

※ 上の記事は「CBSノーカットニュース」によって行われたインタビューの内容を翻訳したものです。
 

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