俳優のキム・ユンソクが『サウスバウンド』を撮影するために島で暮らしたエピソードを語った。キム・ユンソクは8日午前、ソウルのロッテシネマ建大入口店で開かれた映画『サウスバウンド』(監督:イム・スンレ)制作報告会で、「もう二度と島には行きたくない」と心境を明かした。キム・ユンソクは「『サウスバウンド』撮影の途中で映画『泥棒たち』の観客動員1000万人突破記念イベントに出席したが、その日に撮った写真についてネットユーザーに‘燃えている顔’とコメントされていた」とし、「それくらい本当に暑くて大変で、島にはエアコンもないので扇風機でしのがなければならなかった。宿も店もなかった」と述べた。
彼は「その島は実に特異なことに、韓国で一番虫が多い。そこの人々が嫌がるかもしれないので地名は伏せるが、朝起きればいつもヘビが死んでいた。本当にものすごかった。スタッフもみんな草にかぶれ、服をたくさん重ね着して撮影した」と付け加えた。キム・ユンソクは「これからは飛行機が着陸できる島を除いてどんな島にも行きたくない」と冗談めいて言った。
一方、『サウスバウンド』は日本の小説家、奥田英朗の同名小説を原作とする映画で、かつては社会運動で名をとどろかせ、気の進まないことは絶対にしないチェ・ヘガプ(キム・ユンソク扮)とその家族が南の島に行き、繰り広げられる出来事を描いた作品。キム・ユンソクのほかにオ・ヨンス、ハン・イェリ、キム・ソンギュン、ペク・スンファン、パク・サランなどが出演した。2月7日に公開される。
2016-10-30 ~ 2016-11-5
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2016-11-7 ~ 2016-11-13