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  • 2015-09-18 14:48:45
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『暗殺』北米公開韓国映画として興収歴代4位..「巧みでバラエティに富む」

韓国で1200万人の観客を動員した映画『暗殺』が、北米地域でも注目に値する興行成績を収めた。韓国の映画配給会社ショーボックスの15日発表によると、『暗殺』(監督:チェ・ドンフン、制作:(株)ケイパーフィルム)は8月7日にニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンなどの北米26地域で封切られ、北米で劇場公開された歴代韓国映画の中で4位の興行成績を収め、ロングランに突入した。米国の映画興行成績分析サイト「ボックス・オフィス・モジョ」によると、同作は公開6週目にあたる9月10日までに180万ドル(約21億ウォン)の興行収入を上げた。これは北米地域で公開された歴代韓国映画のうち、『鳴梁』(258万ドル)、『国際市場で逢いましょう』(230万ドル)、『グエムル-漢江の怪物-』(220万ドル)に次ぐ4位にあたる。
 

『暗殺』の北米配給を手がけるWell Go USAは「平日の昼間や深夜でも8割以上の席が埋まり、連日完売といったことも続いている」として「北米の大手映画館チェーンが『暗殺』の上映を延長し、ロングランに突入した」とコメント。『暗殺』が『グエムル-漢江の怪物-』を追い抜いて歴代3位につけるかも注目される。また、『暗殺』は米国の映画批評サイト「ロッテン・トマト」で満足度83%を記録したほか、「チェ・ドンフン監督は映画にコミカルな要素を効果的に盛り込み、映画をバラエティ豊かなものにした」(「バラエティ」誌)、「様々な登場人物と彼らの関係を巧みに描いている」(「ロサンゼルス・タイムズ」紙)など、主要海外メディアでも好評を博した。

『暗殺』は1933年の上海と京城(現ソウル)を舞台に、親日派暗殺作戦をめぐり独立軍と臨時政府要員、彼らを追う殺し屋の選択が絡み合い、予測不能の運命を描いた映画。韓国では今年公開された韓国映画の中で初めて観客動員数1000万人を突破したのに続き、2015年の観客動員数最高記録を連日更新している。
 

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