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  • 2014-05-09 11:25:17
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『ビッグマン』カン・ジファン、圧倒的な存在感

俳優のカン・ジファンが真のリーダーシップを見せてくれる『ビッグマン』でテレビに戻ってきた。ドラマ『ビッグマン』はさえない人生を送っていたキム・ジヒョク(カン・ジファン)がある日突然、財閥家の養子になることによって繰り広げられる事件・事故を扱っているドラマで、真のリーダーに生まれ変わる一人の男の孤軍奮闘が描かれる。孤児として育って遊ぶだけ遊び、持ち前の腕っ節の強さで幅を利かせていたキム・ジヒョクは、社会の底辺をさまようチンピラ。殺人未遂の濡れ衣まで着せられ、真犯人を捕まえるためにあらゆる手を尽くし、運転代行をしながら生計をつないでいた。

そのような彼を文字どおり目覚めたとたんに待ち受けていた「別世界」は、韓国で大きな影響力を持つヒョンソングループ会長の長男という途方もない人生だった。ヒョンソングループの後継者カン・ドンソク(チェ・ダニエル)が交通事故に遭い、すぐに心臓移植手術を受けなければならない危機状況となり、カン・ドンソクを生かすための犠牲者にキム・ジヒョクが選ばれた。キム・ジヒョクはカン・ドンソクの父カン・ソンウク(オム・ヒョソプ)の戸籍に入れられた後、脳死判定まで下されるが、心臓摘出手術の途中で奇跡的に意識を取り戻した。生きようとする強い意志からだった。

この日、カン・ジファンは底辺の人生を送るキム・ジヒョクに完全になりきり、荒い言葉遣いや目つきを見せる一方、自分なりの方法で世の中に立ち向かう豪快な姿を見せつけたりもした。最初の登場からカメオ出演したソン・ジェリムと激しい追撃シーンを繰り広げ、刑事役のパク・ウォンサンとは息のぴったり合った演技でドラマの面白みを倍増させた。孤児の自分に対し、息子のように気にかけながらも表に出さないソン・オクスクと何だかんだと言い合う姿も印象的だった。

これに先立ち、カン・ジファンは「キム・ジヒョクは様々な魅力が同時に感じられる人物。人としてある一面にとどまらず様々な面を見せられる役柄なので、初めて台本を受け取ったときから魅了されずにはいられなかった」とし、「つまらない人生を送っていたキム・ジヒョクから最高の位置に上り詰めたカン・ジヒョクまで、正反対の姿を違和感なく見せなければならないのでプレッシャーがないとは言えないが、最大限楽しみながら撮影に臨んでいる。温かく見守っていただければ最善を尽くす姿をお見せする」と『ビッグマン』への限りない愛情を示した。
 

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