『火の女神チョンイ』のムン・グニョン演じるチョンイが、視力を失う一方で周りにいる人々の大切さに気づいた。何よりも、恋に目覚める中で新たな展開を見せた。27日に放送されたMBC月火特別企画ドラマ『火の女神チョンイ』では、目が見えなくなったチョンイが花瓶作りに再挑戦する姿が描かれた。
チョンイはイ・ガンチョンの計略により、一命は取り留めたものの両目が見えなくなった。彼女は淡々と「失明」を受け入れた。しかし、視力を失ってグァンヘ(イ・サンユン)をこれ以上見られないという事実に悲しんだ。「日が沈む」という言葉を聞いてチョンイは、グァンヘと一緒に夕焼けに染まった道を歩いたときのことを思い出した。
現在、チョンイはテドとグァンヘの愛をたっぷり受けている。ところが、彼女自身は陶磁器以外に関心がなかった。しかし、いつしかチョンイの心の片隅をグァンヘが占めていた。陶磁器への情熱に隠されてグァンヘへの気持ちに気づかなかったのだ。グァンヘ-テド-チョンイという三角関係の今後の展開に関心が高まった。
また、同日の放送ではムン・グニョンの演技が断然輝いていた。以前出演した映画『愛なんていらない』で目が見えない演技をしたことのある彼女は、今回もすばらしい演技を見せた。女優ムン・グニョンにとって、その二つの目は実に大きな財産。ムン・グニョンの涙の演技が素晴らしいのは言わずと知れたこと。失明の演技をするときは、目の焦点が合わないような表情をしながら眼差しに感情を込めた。また、本当に目が見えないかのような手ぶり・身ぶりでリアルに演じた。役柄をうまくこなすために、どれだけ多くの努力を注いだかがうかがい知れる。
『火の女神チョンイ』のチョンイとムン・グニョンは共通点が多いように思われる。次第に成長して毎回驚かされる。これはムン・グニョンによって作られていく『火の女神チョンイ』が楽しみな理由でもある。
2016-10-30 ~ 2016-11-5
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