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  • 2014-07-03 16:10:45
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『トロットの恋人』、低調な月火ドラマの巻き返しなるか

最近、月火ドラマの視聴率が低迷している。月火ドラマの期待作だった『ドクター異邦人』も『トライアングル』も、期待と違って視聴率が振るわない。希望はないだろうか。視聴率調査会社ニールセン・コリアの1日の発表によると、SBS『ドクター異邦人』が11.6%の全国一日視聴率を記録(以下、同一基準)して月火ドラマ視聴率1位になった。次いでMBC『トライアングル』が7.4%、KBS第2テレビジョン『トロットの恋人』が6.1%と集計された。『トロットの恋人』は先月23日の初回放送で5.8%の視聴率を記録した。続いて24日には5.4%を記録。同時間帯視聴率最下位だったが、30日放送分が希望の火種を蘇らせた。同時間帯月火ドラマの中で唯一、視聴率が上昇したのである。

先月30日、『ドクター異邦人』は直前の放送分が記録した視聴率11.8%より0.2%下降した。『トライアングル』も1.2%下降して7.4%の視聴率となった。これに対して『トロットの恋人』は0.7%上昇。小数点以下の上昇ではあるが、競合作の視聴率下降とは対照的に唯一上昇しただけに意味が大きい。『トロットの恋人』はトロットの才能を秘めたチェ・チュニ(チョン・ウンジ扮)が天才作曲家のチャン・ジュニョン(チ・ヒョヌ扮)に出会い、トロット歌手に成長する話を描いたコメディメロドラマ。コメディメロドラマの特徴である出会い、争い、恋、成長など、先の読める展開が予想される『トロットの恋人』。しかし、視聴者は関心を寄せている。理由は何だろうか。

『トロットの恋人』は従来のコメディメロドラマとは違い、生き生きとした登場人物が視聴者に笑いを届けている。チ・ヒョヌとチョン・ウンジのコミカルな演技は視聴者のクチコミで広まっている。その上、シン・ソンロクの笑いを誘う無表情な演技もドラマの面白みを増している。『トロットの恋人』が『ドクター異邦人』や『トライアングル』の不振で低迷している月火ドラマの隙を突き、月火ドラマ視聴率トップにまで上り詰められるのか、今後の成り行きが注目される。
 

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