久々にテレビドラマに復帰して成功を収めた女優のソン・ユナ(写真)が、今度は日本市場まで攻略する勢いである。最近、人気のうちに放送終了したソン・ユナの復帰作であるMBCドラマ『ママ』が、12月10日から日本の韓流チャンネルKNTVで放映される。ドラマが終わるやいなや日本での放送が決定し、ソン・ユナは『オンエア』以来6年ぶりの復帰作が日本で放映されることとなった。
『ママ』は余命宣告されたシングルマザーが、たった一人残される息子が実父の家庭で第2の家族を得て暮らせるように、別れた男性の妻と親しくなる過程を描いて話題を集めた。ひとしきり刺激的な設定のドラマが 人気を集めた反動もあり、『ママ』の登場は視聴者に穏やかな感動と新鮮味を与えた。
韓流スターやアイドルスターが出演するわけでも、放送前に現地で華々しいプロモーションを行ったわけでもないが、『ママ』はキャストの演技力とストーリーの力で日本での放送を実現させる底力を見せつけた。
その中心にソン・ユナがいる。ソン・ユナは6年のブランクをものともせず、韓国視聴者の心をとらえた。日本でも過去に『オンエア』が放映されたことがあるため、彼女の感性豊かな演技が日本人の心をしみじみとした感動で満たしてくれるものと期待されている。ドラマ関係者は「様々なジャンルの韓国ドラマが日本で放送されているが、『ママ』のように深い余韻を残すドラマはあまりなかった。『ママ』が韓国ドラマの真にすばらしいところを見せてくれると期待する」と明らかにした。