Article view
Title 都心で楽しむ グローバル映画上映会が開幕
No 52 Inquiry 641 Date 2016/06/10


韓国文化産業交流財団が主催する<グローバル映画上映会>が、5月21日(土)にソウル漢江にある盤浦セビッソムと仁川市ミリム劇場で開催された。<グローバル映画上映会>は、普段あまり交流がなかった国の文化を映画を通して理解し、双方向の文化交流の場を設けるべく、財団とセビッソムが昨年結んだ業務協約をもとに行なわれたもの。今年、仁川の「思い出劇場ミリム」などへ全国的に上映地域を拡大し、観客を増やしていく計画だ。


盤浦漢江公園のセビッソムで実施される野外上映会は2016年4月から9月まで毎月異なる映画を上映する予定で、上半期(4-6月)の上映作品はソウル・ドラマアワーズで特別賞を授賞したキルギス共和国の「ハロー・ニューヨーク(4月23日午後7時)」からスターとして二回目の開催となった。


仁川所在のミリム劇場でも2016年5月から8月まで毎月第3土曜日に<グローバル映画上映会>を開催する。今回の企画も、外国人や女性移住者などが多く住む仁川地域で、普段あまり接することのできないベトナム、キルギス共和国、プエルトリコのような海外各国の映画を通して多文化に対する認識改善に貢献すべく、社会的企業「思い出劇場ミリム」とともに開催する運びとなった。上映作品は「ハロー・ニューヨーク(5月21日)」、「わたしたちの6月(6月18日)」、「マリア・サンチェスを探して(7月16日)」、「約束の道(8月20日)」の合計4本である。


<グローバル映画上映会>を主催する韓国文化産業交流財団のクァク・ヨンジン理事長は、「今後、双方向の文化交流に向けて関連機関と積極的に協力しながら、一方的に韓流を広めるのではなく、世界中の人々とのいわゆる'やさしい韓流'をリードしていきたい」として、「<グローバル映画上映会>のプログラムと上映地域をもっと拡大して、より多くの観客に海外の素晴らしい映像作品を紹介することで、国家間にある見えない文化の壁を取り壊し、グローバル交流を拡大できる環境をつくっていく」と話した。