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Title 韓国文化探訪団「アウルギ第2期」活動スタート
No 49 Inquiry 924 Date 2016/04/28

韓国文化産業交流財団がGKL社会貢献財団と共に外国人留学生韓国文化探訪団「アウルギ第2期」*発足式を4月23日(土)、ソウル永登浦の「ハイソウルユースホステル」で開催した。
「アウルギ」(OUTLOOKIE)は在韓外国人留学生と韓国人大学生からなる韓国文化探訪団。発足式では今年選抜された団員のチームワーク向上のために様々なプログラムが行われ、アイドルグループU-KISSの元メンバーで高麗大学メディア学部に在学中のアレクサンダーが、「韓国生活への適応」や「留学生活のノウハウ」などをテーマに語り、団員の共感と反響を呼んだ。

「アウルギ」は国内外学生間の双方向交流をサポートする文化プログラムで、外国人留学生の異文化適応ストレスを緩和するとともに留学生活への満足度を高め、留学生が韓国に好感を持って好意的なイメージがクチコミで広まるように昨年からスタートした。特に、前年より国と団員の数を大幅に増やし、より多くの外国人留学生が参加できるようにした。




ルーマニア出身の留学生ブトゥレ・アレキサンドラ・エラナ(梨花女子大学修士課程)さんは「高い競争率を突破して選抜されただけに、最初の集まりがとても楽しみだった。実際に他の団員と会ってみると期待以上に楽しかった。世界の様々な国から来た留学生を通じて文化の多様性に触れられ、有意義な時間が過ごせた」と参加の感想を述べた。ラオスから来たシティポン・シトゥンパラット(ソウル大学4年生、男)さんは「韓国文化をもっと深く知りたいという共通の関心を持つ外国人留学生100人と友達になれて本当にうれしい。これから1年間、一緒に活動しながら良い思い出ができればと思う」と述べた。


2016年外国人留学生韓国文化探訪団「アウルギ第2期」は、外国人留学生87人と韓国人大学生13人が10人ずつ10グループに分かれて活動する。4月の発足式を皮切りに5月は多文化キャンプ、6月はテコンドー探訪、7月は韓流観光体験、9月はK-ファッション、10月はグローバルフレンドシップフェスティバル(Global Friendship Festival)と様々な体験・交流プログラムが行われる予定で、11月の解団式を最後にアウルギ第2期の活動が終わる。


韓国文化産業交流財団の郭濚鎮(クァク・ヨンジン)理事長は「中国と日本だけではなく、それ以外のアジア諸国やヨーロッパ、アメリカ地域などからも留学生の数が増え続けているため、外国人留学生に体系的かつ継続的に関心を向ける必要があり、そのためにも交流プログラムは非常に重要」であるとし、「この事業によって様々な国から来た外国人留学生が韓国文化への理解を深め、韓国社会構成員との交流によってグローバルリーダーに成長できるようにサポートする」と述べた。