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2008年1月9日付けベトナム電子新聞Vnexpressに掲載されたアンケート調査の結果によれば、ベトナムで最も人気がある韓国ドラマの認知度は 『宮廷女官チャングムの誓い(38.6%)』、『フルハウス(29.2%)』、『イブのすべて(19.3%)』、『パリの恋人(7.2%)』、『ランラン18歳(5.7%)』 の順に高いことが示された。『宮廷女官チャングムの誓い』は中国の史劇に慣れていたベトナム人に韓国史劇の価値を証明したドラマだった。『宮廷女官チャングムの誓い』の人気に次いで最近は『ホジュン』、『朱蒙(チュモン)』、さらに『太王四神記』に至るまで、韓国史劇に対するベトナム視聴者の関心が続いた。 『フルハウス』は依然として若い層の関心を集めており、この作品によってRain (ピ)はワールドスターに生まれ変わる契機が得られた。また、『フルハウス』以降、『マイガール』、『宮~Love in Palace』などのロマンチックコメディドラマが人気を集めている。
タイでは2008年に入って韓流ブームが少し冷めたような雰囲気が把握されている。年初に最新ヒットドラマではなく、比較的古いドラマである『商道』や『隣の家の女』のようなドラマが放映されたのが代表的な例。1年前の2007年初めには『マイガール』のような最新ドラマが集中的に編成された前例があることから、韓流ムードの変化が一層よく現れている。しかし、2008年に入ってドラマ『コーヒープリンス1号店』とペ・ヨンジュンの『太王四神記』が大きな人気を集めており、タイの人気チャンネルの一つであるチャンネル7は『宮~Love in Palace』、『マイガール』、『コーヒープリンス1号店』など多様な韓流トレンディドラマを放映し、タイのお茶の間攻略に成功した経験をもとに、2008年に入ってから韓国ドラマの編成を増やしている。
 
チャンネル7だけで8月に放映中か、始まったばかりの韓国ドラマは『ぶどう畑のあの男』(土・日午前9:30放映)、『アウトライブ-飛天舞-』(月~木午後15:30放映)、『私の名前はキム・サムスン』(再放送/月・火午前9:30放映)の合計3本。タイで最高の人気を集めているドラマ『宮~Love in Palace』と『コーヒープリンス1号店』のヒロインを演じたユン・ウネの人気は現在、タイで急上昇しており、ユン・ウネが主演した『ぶどう畑のあの男』もその人気をねらった放映決定と言える。2006年にドラマとあわせてOSTアルバムも大きな人気を集めた『私の名前はキム・サムスン』は、再放映作であるにもかかわらず、タイの視聴者から熱い反響を得ている。また、韓流ドラマの人気に力を得て、韓国ドラマのOSTが応援用などの用途でモバイル機器にダウンロードされ、使われている。
タイの地上波チャンネルに初めて韓国娯楽番組の放映が始まったのも特筆に値する。2008年8月末、タイの地上波チャンネル9(MCOT)で韓国の娯楽情報番組『スポンジ』の放映がスタートした。チャンネル9は最近になって芸能部門の番組数を増やす傾向にあり、今回の初放映は一層大きな意味を持つ。現地の有名ケーブルチャンネルで『Xマン』など韓国の娯楽番組が輸入・放映されて人気を集めた例はあったが、地上波放映は今回が初めてで、視聴者の反応および認知度の面で成り行きが注目されている。
インドネシアの場合、韓国ドラマを放送する主なテレビ局インドシアール(Indosiar)では、持続的に韓国ドラマを放映することにより、良いイメージを築くとともに固定ファンを確保し、韓国ドラマブームの形成に一役買っている。韓国ドラマの最も重要な視聴者層に当たる15~29歳女性の主な放送視聴時間である午後4~9時の間に韓国ドラマが主に放映される。2005年に『フルハウス』が39.5%の高い視聴率を記録し、韓流ブームの牽引車的役割を果たしている。
しかし、インドネシアで韓国ドラマはいまだに主流ではなく、一部の若い層の韓流ファンにだけ反響を得ている初期段階と言える。『宮廷女官チャングムの誓い』以降、大きくヒットしているドラマがなく、最近の韓流ブームは小康状態。それでも、SCTVや RCTI、Oチャンネルの持ち株会社である PT. Omni Intivisionなどのテレビ局が韓国放送番組に関心を示しており、韓流市場の可能性は開かれている。
韓流は韓国ドラマを紹介することによってマレーシアにも上陸した。マレーシアのすべてのDVDショップは、韓国ドラマの専門コーナーを少なくとも一つ以上設けている。比較的最近の作品としては『ホジュン』、『宮廷女官チャングムの誓い』、『ごめん、愛してる』、『マイラブパッチ』、『フルハウス』、『冬のソナタ』、『夏の香り』などが売り場のコーナーを埋めている。韓国ドラマは家族中心的で感動的なストーリーであることから、老若男女を問わずあらゆる層にアピールしている。『宮廷女官チャングムの誓い』はほとんどのマレーシア人が最も好きなドラマで、視聴者の心の琴線に触れた。『宮廷女官チャングムの誓い』は標準中国語と広東語方言の両方で吹き替えされ、マレーシアの公用語であるバハサ・マレーシアで副題が付けられた。このような努力のおかげで、このドラマはある特定のグループだけでなく、他のマレーシア内少数民族グループにもうまく提供されることができた。『宮廷女官チャングムの誓い』はこれまで、少なくとも三回以上放映された。これはマレーシアの放送史上、前例のないこと。最も注目に値する事実は、『宮廷女官チャングムの誓い』で紹介された宮中料理が、グルメで有名なマレーシア華僑の注目をたちまち引いた点である。看板に「大長今」(『宮廷女官チャングムの誓い』の原題)という言葉を掲げたレストランが次々に登場し、すべて盛業中。